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21世紀になり世界は情報通信の発達と気軽に海外へ行けるようになり今まで以上に海外が近くなった。しかし一方で偏りがちな情報に振り回され、事実を歪曲されてしまう地域がある。

それが、バンコクからカイロまでにいたるいわゆる西南アジア、イスラム圏である。政治的な情報ばかりで庶民の生活や楽しみは一体何であろうか。観光の日記ではなく、現地に滞在して見聞したことを伝えたい事が大きなポイントだ。イスラムは本当に恐ろしい社会なのか。

アラブ人は本当に野蛮なのか。

日本人はどのように思われているのか。誰もが石油富豪なのか。素朴な疑問を持ちながら気温50度のなか歩いて見てきたことをありのままに伝えたい。


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トニー高橋
1970年東京生まれ

高校卒業後、米国アイオワ州へ留学ジャーナリズムを専攻する

調査取材でカンボジアとベトナムの資源開発に着目する

石油枯渇対策の経済復興政策に絡みアラブ首長国連邦の自由貿易を取材

95年マーサピーター財団によるジャーナリストオブザイヤーを受賞

国連による経済制裁下のイラクへ訪れたりスリランカの内戦を取材

96年より現地コーディネーターとして西南アジア、アラビア半島を範囲に活動す